大女優アンジェリーナ・ジョリーが取った驚きのがん予防とは?卵巣をまさか手術で…

映画「マレフィセント」や、
「Mr.&Ms.スミス」に出演したハリウッド女優の
アンジェリーナ・ジョリーさんは、
2013年5月14日付のNYタイムズで
驚くべき発表をしました。

それは、乳がん予防のために
予め乳房を手術で取り除いたということでした。

また、2年後の2015年には
卵巣がん予防のために、
卵巣と卵管を手術で取り除きました。

一体何が、彼女をそうさせたのでしょうか。

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1. アンジェリーナ・ジョリーさんは遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)だった

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)とは、
がん抑制遺伝子という
BRCA1遺伝子とBRCA2遺伝子の2つのうち、
どちらかあるいは両方に遺伝子の異常があった場合に、
生涯で乳がんや卵巣がんにかかるリスクが
上がることを言います。

この2つの遺伝子は、
本来ならば誰もが持っている遺伝子で、
傷ついた遺伝子を
元どおりにする作用を持っています。

アンジェリーナ・ジョリーさんは
検査でBRCA1遺伝子の方に異常が見つかり、
医師には乳がんのリスクが約87%、
卵巣がんのリスクが約50%
と告知されたそうです。

アンジェリーナ・ジョリーさんの母親は、
卵巣がんと乳がんで、
叔母は卵巣がんで亡くなったそうです。

HBOCは、遺伝する乳がんや卵巣がんと言っても
過言ではないでしょう。

2. HBOCのリスクを少しでも減らすために彼女が起こした行動とは

HBOCの乳がん予防には、
予め乳房を取り除く
「予防的乳房切除術」
という方法があります。

この手術の適応する人は、

・ 遺伝子検査によって、がん抑制遺伝子のBRCA1遺伝子、BRCA2遺伝子のどちらかあるいは両方に異常があるとされた方
・ 親族などの身近に乳がんや卵巣がんなどの婦人科系がんになった人がいる
・ 若いうちに片方の乳房が乳がんになった、など

乳房を取り除いた手術を行った
アンジェリーナ・ジョリーさんに
多く当てはまります。

また、HBOCの卵巣がん予防として、
卵巣と卵管を取り除く
「リスク低減卵巣卵管摘出術」
があります。

この手術の適応の人は、
がんを発症する前の、
出産を終えた35〜40歳の女性に
推奨されています。

彼女は、自分の命を優先して、
乳がんや卵巣がんの予防のために
乳房を取り除く決心をしたのでしょう。

この選択はとても心苦しく、
大変勇気のいることです。

女性にとって今後の妊娠や出産などといった
人生を大きく変える、
悩みに悩んでの決断だと思います。

3. 彼女が勇気を持って選択した「予防的乳房切除術」と「リスク低減卵巣卵管摘出術」の良い点、悪い点

予防的乳房切除術や
リスク低減卵巣卵管摘出術には、
良い点と悪い点がそれぞれ何点かあるので、
ご紹介いたします。

自分にとって、手術が本当に必要なのかどうか、
HBOCでがん予防をする際には
悩みどころになります。

予防的乳房切除術の良い点は、

・ 将来に起こるかもしれない卵巣がんのリスクを減らして、卵巣がんへの不安を解消できること。
です。
一方で悪い点は、
・ 将来に乳房がんが必ず起こるとは限らないこと。
・ がんを発症していない場合、健康体なのに、手術で傷跡が残ってしまうこと。

手術による傷跡は
美容を気にしている女性にとっては
とても困るものです。

また、リスク低減卵巣卵管摘出術の良い点は、

・ 将来的な卵巣がんや乳がん予防対策ができるため、卵巣がんや乳がんへの不安がなくなること。
・ 今後妊娠を望むなら、卵巣だけを残せる選択肢があるということ。

悪い点
・ 更年期前の人が、卵巣や卵管を摘出すると、女性ホルモンの欠如が起こり更年期症状が起きてしまうこと。
・ 卵巣を取り除くと閉経状態になるため、妊娠が難しくなり、心筋梗塞や認知症などのリスクが上がること。
・ 将来、必ず卵巣がんが起きるとは限らないこと。
・ がんを発症していない場合、健康体なのに、手術で体に傷跡が残ってしまうこと。

リスク低減卵巣卵管摘出術では、
卵巣がん予防だけではなく、
乳がん予防にもなるそうです。

理由としては、
女性ホルモンが乳腺組織を
癌化させる働きがあるためです。

女性ホルモンを産生する卵巣を取り除くことで、
乳がん予防に効果的です。

アンジェリーナ・ジョリーさんは、
女優という職業でありながらも、
乳がん予防や卵巣がん予防を優先して、
卵巣や乳房を取り除く決心をされました。

4. アンジェリーナ・ジョリーさんが起こしたがん予防についてのまとめ

アンジェリーナ・ジョリーさんは、
1人の女性として大きな決断をされました。

この記事で紹介した
HBOCの乳がん予防や卵巣がん予防で
乳房や卵巣、卵管の切除のことを取り上げましたが、
切除手術を推奨しているわけではありません。

手術も1つのがん予防として
捉えていただけたら幸いです。

がん予防はこれ以外にも、たくさんあるはずなので、
がん予防について悩んでいるならば
かかりつけ医に相談してみるのが
一番良いでしょう。

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