先進医療と粒子線治療

日本の最先端技術が、
がん治療の世界を
変革しようとしています。

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先端技術「先進医療」

医療技術は日進月歩で、
さまざまな治療法が
国内外で開発されています。

これらのうち、
厚生労働大臣が
先端的な医療技術であると
承認したものが
「先進医療」
です。

この厚生労働大臣は
むやみに承認するわけでは
ありません。

有効性や安全性が確認されていても、
公的医療保険が適用され、
広く国民が受けてもよいと
評価できるまでの有効性や安全性のレベルには
いたっていない医療、

言いかえれば今後、より多くのデータを集めて
有効性や安全性が十分に確認できれば
公的医療保険適用となる可能性がある医療が
先進医療として承認されます。

粒子線治療とは

炭素や水素などの原子核を
加速器で光速の約70%まで加速し、
がん病巣に狙いを絞って
照射する最先端のがん治療法。

  • 従来の放射線では、十分な線量を照射することが
    むずかしい場所のがん
  • 外科療法では臓器の働きを残すことが困難ながん
  • 通常の放射線に対して抵抗力の強いがん

に効果が期待できると言われています。

粒子線の特徴

従来のX線やガンマ線は
体の表面近くで放射線量が最大となり、
それ以降は次第に減少していき、
体の深いところにあるがん病巣に
十分なダメージを与えることができない。

またがん病巣以外の正常細胞にも
ダメージを与えてしまう可能性があります。

一方、粒子線は体の表面では放射線が弱く、
がん病巣のある深部において
放射線量がピークになる特性を持っている。

このため、がん病巣にダメージを十分与えながら、
正常細胞へのダメージを
最小限に抑えることが可能です。

粒子線にむかないがんもある

粒子線治療にも弱点があります。

例えて言うなら、
的の中心に狙いを定めて
矢を放ったとします。

この的がフラフラと揺れ動いたら
矢は狙ったところに突き刺すことが
難しくなります。

これとおんなじことが
粒子線治療でも言えます。

胃腸や腸は不規則に動くので
これらの部位にできたがんに
粒子線を正確に照射することは困難で、
粒子線治療には向きません。

また、放射線全体に言えることですが、
白血病のような全身に広がっているがんや
広く転移したがんにも不向きです。

従って、先進医療で認められている
重粒子線、陽粒子線治療の適応症は
「限局性固形がん」
とされています。

これは、白血病などの血液外のがんをいい、
限局性とは、
狭い範囲に限られるという意味です。

治療する際、粒子線治療の費用は
300万くらいと言われています。

その辺も頭にいれておいて
考えられるとよいと思います。

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